プルダウンは、エクセルなんかでも使える機能なのでご存知の方も多いかと思います。

こいつの使い方(主にプロパティの設定方法)をど忘れしがちなので、備忘も兼ねて投稿します。
※本投稿は、以下の投稿にて用意したアプリを元に話を進めます。
https://mfg-blog.com/powerapps_sharepoint_list/
SharePointリストの準備

SharePointリストに新しい列を作成、列の種類を「選択肢」とします。
選択肢(青 ~ 黄色)は、クリックすることで中身の文字を変えることが出来ます。
PowerAppsにドロップダウンを追加

「挿入」タブ > 「入力」 > 「ドロップダウン」
の順に選択します。

上図のように、ドロップダウンが追加されます。
デフォルトでは、数字の「1」が表示されていますが、これはサンプル値なので無視します。
プロパティの設定

アイコンを選択したら、「Item」プロパティの中身を以下のように変更します。
Choices(データソース名.選択肢)
データソース名:SharePointリスト(データソース)の名前
選択肢:プルダウンリストを用意した、SharePointリストの列名

こんな感じで、SharePointリスト中で用意した選択肢を参照することが出来ました。
「空欄」を選択できるようにする
ドロップダウンの初期設定では、アイコン内に何も表示しない状態を選択することが出来ません。
○「1,2,3」
×「””,1,2,3」
といった具合です(伝われ)。
選択肢の初期化ができないと、色々都合が悪いので、設定を変更します。

ドロップダウンを選択肢、プロパティ一覧の上の方にある「AllowEmptySelection」を選択、中身を”false”から”true”に変更します。
これで、選択肢の初期化が可能となりました。
ただし、方法にちょっとだけクセがありまして、
選択肢を空欄にするには「現在選んでいる選択肢をクリックする」必要があります。
…これは完全に初見殺し。本末転倒です。
ということで、ドロップダウンの隣に消しゴムアイコンをつけて、
それをクリックすれば、ドロップダウンが初期化されるようにします。

適当なアイコン(上図では消しゴム)を追加して、「OnSelect」プロパティの中身を以下のように変更します。
Reset(Dropdown1)
括弧内:追加したドロップダウンアイコンの名前。
他に追加していなければ、デフォルト名は”Dropdown1″となっているはずです。
ギャラリーへの表示方法&フィルター
1.ギャラリーへの表示方法

テキストボックスを追加し、「Text」プロパティを次のように変更します。
ThisItem.'選択肢'.Value
‘選択肢’:プルダウンリストを用意した、SharePointリストの列名
のため、自身が用意した列の名前に応じて修正してください。
注)全アイテムに対応した項目を表示させるには、ギャラリーをクリック(選択)した状態でテキストボックスを追加する必要があります。
2.ギャラリーのフィルタ方法

ギャラリーをクリックし、「Item」プロパティを次のように変更します。
(上図では”in”を使用していますが、”=”で問題ないです。)
Filter(データソース名, 選択肢.Value = Dropdown1.Selected.Value)
データソース名:SharePointリスト(データソース)の名前
選択肢:プルダウンリストを用意した、SharePointリストの列名
Dropdown1:追加したドロップダウンアイコンの名前
Filter関数
Filter(第1引数,第2引数)
第1引数:データソース名
第2引数:表示するデータの条件
第2引数に設定した条件を満たすデータが、アプリ上に表示されます。
したがって今回は、全データのうち、選択肢の列の値がドロップダウンと等しいものだけ表示します。
以上です!
ドロップダウン中に格納する選択肢の値は、アプリ内で設定することも可能です。
ただし、SharePointリストにデータを渡す際にひと手間必要になるので、今回はChoices関数で引っ張ってくることとしました。
それでは、最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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